天気の子ネタバレあり感想

ネタバレ、します

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは見る前にネット上の感想が割れてて友人とあーだこーだ言ってたんですが、ぼくが気になってたのは昔の新海誠らしいという話で、先に見た友人がハッピーエンドと言ってたので恐らくこれはどこ目線で結末を見るのかという話なのかなと、適当にあたりをつけたりつけてなかったりして今日見に行きました。

ぼくとしてはまあハッピーエンドかなと、描写の中では死人はないし、さすがに家屋が水の底に沈んだら被害はでかいですが、雨なのでもの逃すくらいはできますし、大変でしょうけど。

作中の人たちも適応してるんですよね、生活の形を変えて、つまりは自分のために何かを選択したら誰かの生活を変えたり、迷惑かけたりするけどそれが当たり前で、気にすることじゃないと、そういう話なのかなと思います。

ま、現実世界で何をどう選択したって東京が沈むことはないので、あなたたちが生きる世界で選択肢を選んで起きる事象なんてそんな大きいもんじゃないと、そう言ってるのかなぁと。

 

作中の須賀さんのセリフに、1人の犠牲で天気が戻るなら大歓迎、誰だってそうだろう?(ちょっと違うかも)というものがあって、その考えだった須賀さんが最後動いたのは、自分のための自分の部分に彼らが入ったからだと思うんですよね。優しい人は自分のための自分の部分が広い人、これはぼくの考えですが。

 

 

そして、暗いメッセージがあるのではとツイートしましたが、これはまぁ同じことでなんです。

自分のための自分の部分が狭い人もたくさんいます。ゴミをポイ捨てする人、車に乗ってて人に道を譲れない人、社員の給与をいつまでたっても上げない人、トイレットペーパーを使い切ってそのままにする人、などたくさんいます。この映画の結末では、自分のために生きることと同時に自分の部分が狭い人も肯定することになるのではないかと、そう思います。

 

こんな感じですかね、なんか途中から自分の考えだけつらつら書いてて、感想になってるのか不安ですが。ここまで読んでいただきありがとうございます。